骨折で出場断念…双子の弟の思い背負って戦う 北海高柔道部3年・山口瑛太さん 全国高校総体、10日男子個人戦

団体戦に臨む北海高の(右から)山口瑛太選手と弟の琳斗選手=8日、札幌市豊平区の北海きたえーる(石川崇子撮影)

 10日に札幌市豊平区の北海きたえーるで行われる全国高校総合体育大会(インターハイ)柔道男子個人戦100キロ級で、北海高柔道部3年の山口瑛太さん(18)は、同部主将で双子の弟、琳斗さん(18)の思いを背負って戦う。同じ階級で共に戦ってきた琳斗さんは2カ月前の骨折で個人戦出場を断念した。瑛太さんは「弟の分まで、自分がやるしかない」と気合十分だ。

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