【広島高速5号線】建設事業費30億円増 竣工も4年遅れ

JR広島駅北口と温品ジャンクションを結ぶ「広島高速5号線」の建設事業費が当初よりおよそ30億円増え、更に竣工も4年遅れることが分かりました。

「広島高速5号線」の建設は、県と広島市が共同で出資する「広島高速道路公社」が担っています。関係者によると、この建設事業費が新たに30億円増え、1289億円になる見込みです。「建設材料の価格高騰などが要因」としています。さらに竣工時期は、これまでの予定より4年遅れ、2028年度となる見通しです。公社は「これについて現段階では説明はしない」としています。県と広島市は9月の定例会に、「整備計画の変更同意案」を提出する方向で調整しています。「5号線」の建設では、広島市東区の「二葉山トンネル」で真上にある住宅地の地表が隆起し、半年間、工事を中断するなどしています。

《2023年8月9日》

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