セルヒオ・ラモスの古巣復帰への道は完全に閉ざされたようだ。スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』電子版が伝えている。
セルヒオ・ラモスは昨シーズン終了後、契約満了によりパリ・サンジェルマン退団を発表した。以後、インテル・マイアミやサウジアラビアリーグの複数クラブによる獲得の噂が上がったものの、どれも契約には至らず現在まで無所属が続いている。
セビージャで生まれ育ち、地元のクラブであるセビージャFCでプロデビューを飾ったセルヒオ・ラモス。自身のキャリアを締めくくるチームとして、ラモス自身がセビージャでのプレーを希望していることは周知の事実である。
しかし、現地時間8月8日に行われたセビージャのMFジブリル・ソウの加入会見の席にて、記者から「セルヒオ・ラモスの復帰の可能性」を問われたスポーツディレクターのビクトル・オルタ氏は、「今シーズン、セルヒオ・ラモスがセビージャFCでプレーする可能性はない」と復帰の可能性を完全否定。
これを受け、セルヒオ・ラモスは同日の夜に自身のインスタグラムに1枚の写真を投稿した。セビージャ所属時代の恩師であるホアキン・カパロス氏との写真だ。
この投稿に対し、『ESTADIO DEPORTIVO』は「全くの偶然であった可能性もあるし、単に人々のリアクションを煽りたかっただけかもしれない。解釈は人それぞれだ」と伝えている。加えて、セルヒオ・ラモスのSNS上のコメント欄でガラタサライサポーターが歓迎ムードであることを紹介し、選手本人にとってもベストな移籍先としているが、具体的な交渉の話は進んでいない。
セルヒオ・ラモスのキャリアは今後、どうなっていくのだろうか。