アメリカで史上最年少13歳のプロ選手が誕生! 北米スポーツ界でも最年少記録に

[写真:Getty Images]

アメリカで史上最年少のプロサッカー選手が誕生した。

【写真】北米スポーツ界最年少となるプロ契約にサイン

USLチャンピオンシップ(アメリカ2部相当)に所属するサクラメント・リパブリックFCは、アメリカ人FWダヴィアン・キンブロー(13)とのプロ契約締結を発表した。

アメリカ『ESPN』によると、13歳5カ月と13日でのプロ契約締結はアメリカサッカー界における最年少記録であり、NFLやNBA、MLB、NHL、WNBAを含む北米のメジャースポーツのプロ選手としても最年少記録になるという。

なお、メジャーリーグサッカー(MLS)ではニューヨーク・シティFCのU-15アルゼンチン代表MFマキシモ・カリソの14歳と0日、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)ではサンディエゴ・ウェーブのU-17アメリカ女子代表FWメラニー・バルセナスの15歳4カ月と19日が最年少記録となっている。

2021年にサクラメントのユースアカデミーに入団したキンブローは、6月にニューヨーク・レッドブルズのゲスト選手としてバセヴェルデU-13カップ(ヨーロッパのトップクラブのユースチームが参加するトーナメント)に出場。同大会でレッドブルズにMLSチーム初の優勝に貢献し、MVPに選ばれた。

なお、レッドブルズを含めてキンブローに対しては、MLSの複数クラブがすでの獲得に乗り出しているが、ヨーロッパ行きの可能性を含めて現時点で今後の去就は決めていないという。

今回の契約によってキンブローはリパブリックの選手としてUSLチャンピオンシップの試合に出場する資格を得る。だが、同選手のトレーニングスケジュールは、家族やUSLの安全対策ガイドラインと相談しながら、クラブのスポーツ医学スタッフとともに変更および監視される予定だという。

また、今後はファーストチームでプロの選手たちとトレーニングや試合を行いつつ、引き続きアカデミーの試合にも出場する。

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