林真理子氏の会見に「もっと自分の言葉で」前明石市長の泉房穂氏が「〝ルンルン〟以来のファンとして残念」

兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が8日、X(旧ツイッター)を更新。日本大学アメリカンフットボール部員が覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件について、同日に行われた大学側の会見での林真理子理事長の姿に対し、作家としての林氏に対する期待の裏返しも含めて「残念だ」との思いをつづった。

泉氏は「残念だ。」と切り出し、「もっと自分の言葉で、本音で話す方かと思っていた」と指摘した。

さらに、泉氏は「大きな大学における一部の大学生の行動に、大学の執行部がどこまで責任を負うべきかという問題もある」とした上で、「『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年、私の大学入学の年)以来のファンとしては、かなり残念だ…」と、コピーライターから作家としてブレークするきっかけとなった林氏のエッセイ集のタイトルを挙げた。

82年は、泉氏が兵庫県立明石西高校から東京大学に入学した年で、大学生として同年のベストセラーである「ルンルン~」に接したリアルタイム世代となる。林氏の〝出世作〟となった同書では、女性の妬みなどを本音でつづった〝毒舌〟もあり、その駆け出し作家時代の自由さと理事長としての言葉とのギャップを感じたようだ。

泉氏の投稿ヘのリプ欄には、林氏について「本当に残念です」「ホント原稿読むだけだった…」「歯に着せぬ話しをされる人と思っていたのに。小説家 林真理子として語って欲しかった」といった意見も投稿されていた。

(よろず~ニュース編集部)

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