市貝の47ヘクタールにメガソーラー ゴルフ場跡地を再開発

東京ガスグループが市貝町に建設した「市貝太陽光発電所」(東京ガス提供)

 東京ガスグループで再生可能エネルギー関連事業のプロミネットパワー(東京都港区、川村俊雄(かわむらとしお)社長)は9日までに、市貝町石下(いしおろし)に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)「市貝太陽光発電所」を建設し、商業運転を開始したと発表した。発電所面積は約47ヘクタール、最大出力は2万1900キロワットとなる。

 東京ガスによると、同グループが設計から建設まで携わった国内初のメガソーラーで、ゴルフ場跡地を再開発し、パネルを設置した。2022年4月に着工し、23年6月に商業運転を開始。東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)に売電するという。

 東京ガスグループは23-25年度の中期経営計画で、30年に国内と海外での再生可能エネルギーの電源取扱量を600万キロワットにする目標を掲げている。

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