フィリーズ・ロレンゼンがノーヒッター達成 球団史上14度目の快挙

【ナショナルズ0-7フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

フィリーズはトレード・デッドラインの補強で獲得した新戦力マイケル・ロレンゼンが124球の熱投で9イニングを投げ抜き、ナショナルズ打線に最後までヒットを許さず、ノーヒッターを達成。フィリーズのノーヒッターは2015年のコール・ハメルズ以来8年ぶり、球団史上14度目の快挙となった。今季メジャー全体では、ヤンキースのドミンゴ・ヘルマン(完全試合)、タイガース(継投ノーヒッター)、アストロズのフランバー・バルデスに続いて4度目となっている。

ロレンゼンは1回表と2回表に四球で走者を1人ずつ出したものの、3回表は三者凡退。4回表に再び四球を1つ与えたが、5回表は2度目の三者凡退に抑えた。6回表にこの試合4つ目の四球を出したものの、7回表と8回表はいずれも三者凡退。8回終了時点で球数が111球に達していたが、9回表も続投し、レーン・トーマスをサードゴロ、ジョーイ・メネセスを見逃し三振、ドミニク・スミスをセンターフライに仕留め、9回124球、被安打0、奪三振5、与四球4、失点0という内容でノーヒッターを達成した。

試合はフィリーズが初回にブライス・ハーパーのタイムリー二塁打とニック・カステヤノスの18号2ランで3点を先制。2回裏にウエストン・ウィルソンの1号ソロで追加点を奪うと、3回裏にはカステヤノスが通算200本塁打達成となる19号ソロを放ち、リードを5点に広げた。4回裏にヨハン・ロハスのタイムリーで6点目を奪い、7回裏にはアレック・ボームのタイムリーでダメ押し。8安打7得点という効率のいい攻撃で、快挙達成のロレンゼンをしっかり援護した。

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