全国高校野球、創成館が3回戦へ 北海と浜松開誠館は1回戦突破

創成館―星稜 2回裏創成館1死満塁、永本が右前に適時打を放つ=甲子園

 全国高校野球選手権大会第5日は10日、甲子園球場で3試合が行われ、2回戦で創成館(長崎)が星稜(石川)に6―3で勝って3回戦に進んだ。北海(南北海道)、初出場の浜松開誠館(静岡)は1回戦を突破した。

 創成館は二回までに6点を先行し、継投で逃げ切った。夏最多40度目の出場の北海は、明豊(大分)に9―8でサヨナラ勝ち。タイブレークによる延長十回、大石が決勝打を放った。クラーク(北北海道)も1回戦で勝っており、北海道勢2校そろっての初戦突破は1994年の北海、砂川北以来。

 浜松開誠館は五回に新妻の2点本塁打で逆転し、5―2で東海大熊本星翔を退けた。

明豊―北海 タイブレークの10回裏北海1死一、三塁、大石が左前にサヨナラ打を放つ=甲子園
東海大熊本星翔―浜松開誠館 5回裏浜松開誠館2死一塁、新妻が左越えに逆転2ランを放つ=甲子園

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