「阿麻和利」でうるま市PR 20、21日に都内で公演へ 出演高校生「エネルギー体感してほしい」 沖縄

 現代版組踊「肝高の阿麻和利」の公演が20、21の両日、東京都文京区の文京シビックホールで開催される。公演は、うるま市の「感動産業特区宣言」「うるま市プロモーション事業」の一環。中村正人市長と演出の平田大一さん、出演する高校生らが8日、琉球新報を訪れて公演開催を報告した。

 中村市長は「24年続いた肝高の阿麻和利を中心にうるま市を内外にアピールしたい」と語る。阿麻和利役の福永勇飛也(ゆひや)さん(17)は「うるま市の未来につながる公演にしたい」と意気込んだ。百十踏揚(ももとふみあがり)を演じる藤原聖(きよら)さん(17)は「中高生にしか出せないエネルギーを体感してほしい」と来場を呼びかけた。

 琉球新報の地域文化発信・活性化支援事業の一環。

 (田吹遥子)

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