「クラブの歴史に自分の名前を記したい」ミラン加入のチュクウェゼが意気込み

[写真:Getty Images]

ミランに加入したナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)が、新天地での意気込みを語った。

7月27日に、ビジャレアルから総額2800万ユーロ(約43億4200万円)の移籍金でミランに加わったチュクウェゼ。昨シーズンは公式戦50試合に出場して13ゴール11アシストの成績を残すなど、ラ・リーガで優れたクオリティを発揮してきたウィンガーには、大きな期待が寄せられている。

チュクウェゼも、ミランでの新たな挑戦に胸を躍らせているようだ。9日に行われた入団会見に出席したナイジェリア代表FWは、歓迎してくれたチームやファンへの感謝を語りつつ、大きな成功を収めたいと意気込んでいる。

「この輝かしいクラブの過去を考えると、多くの選手やトロフィーが頭に浮かぶ。僕は特にカカを称えていた。チャンピオンズリーグで決めた彼の重要なゴールを覚えているよ。マンチェスター・ユナイテッド戦で決めたゴールも忘れられない」

「僕もこのチームに影響を与えるような選手になり、トロフィーを勝ち取りたい。それが僕のここにいる理由であり、ミランが僕と契約した理由だ。僕はこのクラブの歴史に自分の名前を記したい」

「ファンは僕がここに来てからずっと素晴らしい対応をしてくれている。彼らは僕が来ることを心から望んでくれていた。そして今、僕はピッチでのパフォーマンスを通じて、彼らの愛情に応えたい」

「チームメイトや友人たちは、あのスタジアムでプレーすることの重要性を話してくれた。サン・シーロの雰囲気を味わい、サポーターのみんなからのチャントを聞き、温かさを感じたいね」

「初めて会ったときから、新たなチームメイトと一緒にいるのはとても楽しかった。彼らは素晴らしい歓迎をしてくれたから、すぐここが家のように感じられたよ。グループは団結しており、彼らと一緒に仕事を続けるのが待ちきれない」

「ここへの移籍が完了する前、(ステファノ・)ピオリ監督とは話をしたよ。彼は僕が代表戦に参加していたとき初めて電話をかけてきて、戦術や僕に求めていることを話してくれた。そして、僕のクオリティやスキルを信じていることを明確にしてくれたんだ。彼は明確なプランを持つ素晴らしい男であり、素晴らしい監督でもある」

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