フィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)を巡って、2つのクラブが争っている。
カタール・ワールドカップ(W杯)ではモロッコ代表のベスト4躍進を支えたアムラバト。2023年1月にはバルセロナへの移籍も噂されたがフィオレンティーナに残留。さらに、クラブとの関係が悪化しているとされていた。
今夏の移籍は濃厚とされており、一部ではユナイテッドと合意していると報道。イギリス『デイリー・メール』によると3000万ポンド(約54億9000万円)で獲得できる見込みのようだ。
一方で、スペイン『fichajes.net』によれば、アムラバトはアトレティコ・マドリーへの移籍を希望しているとのこと。元々獲得を目指していたバルセロナ行きは望んでいないという。
アトレティコのディエゴ・シメオネ監督も獲得を望んでおり、4000万ユーロ(約63億2000万円)のオファーを準備すると報じられている。
2つのクラブの争いになりそうだが、ユナイテッドはセンターバックなどの他にも補強ポイントがある状況。フィオレンティーナからの退団を本人は希望しているだけに、果たしてどちらが射止めるのか注目だ。