鈴木唯人が加入へ!ブレンビーIFにいた「世界的デンマーク人スター選手」5名

鈴木唯人が加入すると言われているデンマーク・スーパーリーグの名門ブレンビーIF。FCコペンハーゲンなどと並んで同国の強豪として知られているビッグクラブだ。

今回はそのブレンビーでプレーした経験を持っているデンマーク人のスーパースターをご紹介しよう。

ミカエル・ラウドルップ

ブレンビー所属:1982~1983

のちにJFLからJリーグに参入するころのヴィッセル神戸でもプレーしたデンマークのレジェンド。素晴らしい攻撃センスを備えたアタッカーとしてラツィオ、ユヴェントス、バルセロナ、レアル・マドリーで活躍し、代表でもEURO1992を優勝した伝説のチーム「ダニッシュ・ダイナマイト」の中心人物であった。

ブレンビーは父親のフィン・ラウドルップが1981年までプレーしていたチームでもある。ミカエルはその父が引退したあとの1982年に加入し、1シーズン半に渡ってプレーした。その活躍により1983年夏にラツィオへと引き抜かれている。

ブライアン・ラウドルップ

ブレンビー所属:1986~1989

そしてミカエル・ラウドルップの弟であるブライアン・ラウドルップもブレンビーでプレーした名選手の一人だ。彼はもともとブレンビーの下部組織で育ち、1986年にトップチームへと昇格した。3シーズンを過ごした後にドイツへと渡り、バイヤー・ユールディンゲンを経てバイエルン・ミュンヘンへとステップアップした。

デンマーク代表でも兄のミカエルとともに中心的な役割を果たし、EURO1992を制覇した「ダニッシュ・ダイナマイト」で貴重なアタッカーの一人に。豊かなスピードとテクニックで攻撃の要となった。

ピーター・シュマイケル

ブレンビー所属:1987~1991

アレックス・ファーガソン監督の下で黄金期を形成したマンチェスター・ユナイテッドで守護神を務めた伝説のショットストッパー。また、後にレスター・シティでプレミアリーグを優勝するカスパー・シュマイケルの父親でもある。

フヴィドブレというクラブから1987年にブレンビーへと加入し、5シーズン所属。その間に4回ものリーグ優勝を果たすなど「勝たせるキーパー」として評価を高めた。1990-91シーズンのUEFAカップでは7回のクリーンシートを達成し、チームを準決勝まで導いている。

ダニエル・アッガー

ブレンビー所属:2004~2006、2014~2016

リヴァプールで長くプレーしたデンマーク代表のセンターバック。パワフルなプレーと豊かな闘争心、そして強烈な左足のキックを備えており、さらに豪快なタトゥーを入れたイカツイルックスで知られた。

元々ブレンビーの下部組織で育った選手で、10代でプロデビューからリーグ優勝に貢献する活躍を見せた。それから若くしてリヴァプールに移籍し、プレミアリーグで活躍した後、2014年に復帰している。そして2年後に現役引退した。

セーレン・ラルセン

ブレンビー所属:2001~2003

シャルケ04で2005年から2008年までプレーしていたデンマーク代表の長身ストライカー。同胞のエッペ・サンドらとともにプレーし、ブンデスリーガで短い期間ながらインパクトを残した選手だ。

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またデンマーク代表では20試合で11ゴールとかなりの得点力を見せており、2010年の南アフリカワールドカップでもメンバー入り。日本代表との試合でも後半に途中出場している。

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