【アナハイム共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)が9日、本拠地アナハイムでのジャイアンツ戦に先発して10勝目を挙げ、2年連続で「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。球団によると2度目の到達はメジャー史上初めてで「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルースも届かなかった偉業を成し遂げた。
今季は前半戦に7勝、32本塁打をマーク。後半戦に入っても投打「二刀流」の勢いは衰えず、7月27日に9勝目をメジャー初完封で飾ると、8月3日には2シーズンぶりに40本塁打に到達した。
昨季は自己最多の15勝を挙げて34本塁打を放ち、1918年のルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を記録した。プロ野球日本ハムでは2014年と16年にマークしていた。