エンゼルス2連勝で勝率5割復帰 大谷は史上初の10勝&40本塁打

【ジャイアンツ1-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは1点ビハインドの6回裏にブランドン・ドルーリーのタイムリーで同点に追いつくと、直後にマイク・ムスタカスの11号3ランで勝ち越しに成功。4対1でジャイアンツを破り、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えるとともに、2連勝で勝率5割復帰を果たした。エンゼルス先発の大谷翔平は6回97球を投げて被安打3、奪三振5、与四球3、失点1(自責点0)の好投で10勝目(5敗、防御率3.17)をマーク。4番手のカルロス・エステベスが24セーブ目を挙げ、ジャイアンツ3番手のトリスタン・ベックにメジャー初黒星(3勝)が記録された。

エンゼルスは2回表一死1・2塁から捕手マット・サイスの牽制が悪送球となり、ピンチが拡大。ここでブランドン・クロフォードに犠飛を打たれ、先制を許した。しかし、6回裏にようやく打線がつながり、先頭のルイス・レンヒーフォの二塁打から無死1・2塁のチャンスを作ると、ドルーリーがレフトへタイムリーを放って1対1の同点。続くムスタカスがライトスタンドへ11号3ランを放ち、勝ち越しに成功した。7回表を2番手のホセ・ソリアーノ、8回表を3番手のマット・ムーア、9回表を4番手のエステベスが無失点に抑え、4対1で逃げ切り。7連敗のあとの2連勝で5割復帰となった。

好投して10勝目を挙げた大谷は、打者としては「2番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振、3回裏の第2打席は見逃し三振に倒れ、6回裏無死2塁の第3打席は申告敬遠で勝負を避けられた。8回裏の先頭打者として迎えた第4打席は四球で出塁し、2打数0安打2四球。今季の打撃成績は打率.306、出塁率.410、OPS1.076となっている。なお、大谷は今季すでに40本塁打を放っており、メジャー史上初となる「10勝&40本塁打」の快挙を成し遂げた。

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