パドレスが4連敗 ダルビッシュは7回途中1失点も9勝目ならず

【パドレス1-6マリナーズ】@T-モバイル・パーク

パドレスは6連勝中と好調のマリナーズを相手に、先発のダルビッシュ有が7回途中まで6安打1失点(自責点0)の力投を見せていたものの、打線が援護できず、8回表終了時点で1対1の同点。8回裏にカル・ローリーの19号2ランなどで一挙5点を勝ち越され、4連敗で借金5となった。マリナーズ5番手のマット・ブラッシュが8勝目(3敗)をマーク。パドレス3番手のスティーブン・ウィルソンは決勝アーチを浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。

ダルビッシュとメジャー初登板初先発のエマーソン・ハンコックの投げ合いでスタートした一戦は、初回にパドレスが金河成(キム・ハソン)の四球と2つの盗塁で一死3塁のチャンスを作り、フアン・ソトの内野ゴロの間に先制。マリナーズは3回裏一死3塁からJ・P・クロフォードの犠飛で同点に追いついた。両軍ともチャンスを作りながらも決め手を欠き、試合は1対1の同点のまま終盤に突入。8回裏にローリーの19号2ランなどで5点を勝ち越したマリナーズがパドレス2連戦をスイープして連勝を7に伸ばし、今季最多の貯金10となった。

パドレス先発のダルビッシュは2本のヒットを許しながらも初回を無失点に抑えると、2回裏は三者凡退。3回裏は先頭のケイド・マーロウのヒットにフェルナンド・タティスJr.のエラーが絡んで無死2塁のピンチとなり、進塁打のあと、クロフォードに犠飛を打たれて先制を許した。4回以降は走者を出しながらも得点を与えず、7回裏に無死1・2塁のピンチとなったところで降板。このピンチを2番手のロベルト・スアレスが無失点で切り抜けたため、ダルビッシュにさらなる失点は記録されなかった。7回途中まで被安打6、奪三振4、与四球2、失点1(自責点0)という内容で今季の防御率は4.19となっている。

The post パドレスが4連敗 ダルビッシュは7回途中1失点も9勝目ならず first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.