7月の中古車登録、2.6%増 4カ月連続プラス

ビッグモーターの店舗に並ぶ中古車=7月

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した7月の中古車登録台数(軽自動車を除く)は、前年同月比2.6%増の29万1805台だった。プラスは4カ月連続。半導体不足で新車供給が減り、下取りで市場に出回る中古車も減った前年から改善した。登録台数は中古車の販売や名義変更などの合計を示す。

 前月比では5.6%減少となった。中古車販売大手ビッグモーター(東京)の保険金不正請求問題の影響について、自販連の担当者は「判然としない」とした。

 業界関係者によると、ビッグモーターは個人向け販売が縮小した場合、業者間のオークションで在庫車の売却を増やす可能性がある。

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