「ペルセウス座流星群」見頃に 最も見やすいのは14日未明

ペルセウス座流星群の見え方

 真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が、11日夜~14日夜に見頃を迎える。国立天文台によると、最も多くの流星が見られそうなのは14日未明で、1時間に30個程度を観測できる可能性があるという。

 九州に接近した台風6号のほか台風7号も日本に近づいており、国立天文台は「地域によっては、天候に注意して観測してほしい」と呼びかけている。

 流星群は、いずれも午後9時ごろから見え始め、明け方にかけて増えると予想される。ペルセウス座近くの「放射点」から流星が夜空全体に、四方八方に散って見える。

 ペルセウス座流星群は、冬のしぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並び、三大流星群と呼ばれる。

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