ホステス大会で上位争いなるか 安田祐香は「ちょっと緊張」

所属プロとして4年目の大会に臨む(撮影/内山孝志朗)

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(10日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6702yd(パー72)

大会を主催するNECと安田祐香が所属契約を結んだのは2020年2月。ホステスプロとして本大会に臨むのは、ことしで4年目となる。20年大会からの成績は予選落ち→59位→予選落ち。

「毎年あまり上位で争えていない」と反省するが、同時に「ことしの自分の状態は良いと思う」と期待も込める。

4月「KKT杯バンテリンレディス」では5位に入り、翌週の「フジサンケイレディス」では優勝争いを演じたが、ルーキー神谷そらに競り負けた。その後、出場した13試合でトップ10入りが1回にとどまった。

「もう少し優勝争いができたら良かったと思うけど、予選落ちした大会でも課題が見つかって、ダメな点を振り返る時間も作れた」と振り返る。「もっと(優勝の)チャンスを作っていきたい」と残りのシーズンを見据える。

ことしも特別な思いを胸に初日を迎える(撮影/内山孝志朗)

この日はプロアマ戦に出場。前半の9番(パー5)では47ydの3打目を58度のウェッジで直接沈めてショットインイーグルを奪った。「組み合わせも良いですし、その流れに乗っていきたい」と意気込む。

初日は21年大会覇者の小祝さくらと、今季トップ10入り8回と好調な佐久間朱莉とのペアリングで、午前9時50分に1番ティからスタートする。

ホステスプロとしてのプレッシャーは「今はあまり感じていない」と言うものの、やはり完全にノンプレッシャーというわけにはいかない。

9番(パー5)の3打目。47ydを沈めてイーグルを奪った(撮影/内山孝志朗)

「社長とか役員の方もいてちょっと緊張しますけど、笑顔になっていただけるショットを打ちたい。やっぱり大会を盛り上げたい思いはあるので、一生懸命頑張りたい」。ことしも特別な想いを胸に開幕を迎える。(長野県軽井沢町/内山孝志朗)

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