ローマ2年目で更なる活躍目指すディバラが専属チームを再結成…ケガの予防とコンディション維持に集中

[写真:Getty Images]

アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、ローマ2年目でのさらなる活躍を目指して専属チームを再結成したようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

昨夏、ユベントスを契約満了で退団し、フリーでローマへ加入したディバラ。加入1年目は公式戦38試合に出場し、チーム最多の18ゴールに加えて8アシストを記録。シーズンを通して攻撃面で圧倒的なクオリティを披露した一方、以前からの課題である負傷癖は改善されず。17試合の欠場を余儀なくされた。

そういったこともあり、加入2年目によりシーズンを通して安定した活躍を期する29歳は、今シーズンに向けてパレルモ時代からの旧友であるアスレティックトレーナーに加え、理学療法士2名、カイロプラクター1名、栄養士1名、料理人1名からなる自身の専属チームを再結成したようだ。

ディバラはユベントス時代にも同様の専属チームを雇って成功を収めており、ローマでその再現を目指す。

また、ユベントス時代の晩年から筋肉系の負傷が目立つこともあり、今年11月に30歳の大台にのるラ・ホヤは、ケガの予防や体質改善にも取り組んでおり、夏季休暇で訪れたアメリカのマイアミでは元同僚MFポール・ポグバや多くの有名選手を顧客に持つトレーナーのフリオ・セサル・ムリージョ氏の下でトレーニングを行っていたという。

また、ローマのカサル・パロッコには個人のジムを設置しており、ここでもパーソナルトレーニングに励んでいるようだ。

直近2シーズンは負傷の影響でプレシーズンに十分なトレーニングを積めなかったが、今夏は順調に調整を進めており、新シーズンにはジャッロロッシの宝石がさらなる輝きを放ってくれそうだ。

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