戦艦「大和」の模型は圧巻! 広島県呉市の人気観光スポット【大和ミュージアム】

あの戦艦『大和(ヤマト)』が目の前に!

大和ミュージアム(正式名称:呉市海事歴史科学館)は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館。

かつて戦艦「大和」を建造した軍港があり、日本の近代化に大きく貢献した呉市の歴史を学べるミュージアムです。

入場するなり、ドーンと目の前に突如現れる戦艦「大和」。

全長26.3メートルもある10分の1戦艦大和は圧倒的なインパクト!

本格的に造船所で造られたこちらの大和は、設計図や写真、潜水調査水中映像などをもとに、可能な限り詳細に再現されているそうです。

大和ミュージアムのシンボルとして、平和の大切さと科学技術のすばらしさを語り継ぐものです。

詳しく学べるアプリをダウンロードして!

詳しく学びたい方は、タブレットやスマートフォンを用いて音声ガイダンスを行う多言語音声ガイド「大和ミュージアムNavi」を利用するのがオススメです。

また、戦艦「大和」のスクリュー・ボイラー・船首・零式観測機などの資料画面やCGアニメーションが見られる「大和ミュージアムAR」もデビュー。

詳しい解説とともに館内をめぐると、勉強になることがいっぱいです。

3階建ての館内・屋外展示をめぐろう

続いて展示室へ行ってみましょう!

所要時間は普通に回って2時間。

じっくりパネルを見るなら半日は必要でしょうか。

何度行っても飽きないくらい、見どころはたくさん。

パネルから史実をみていくと、どうして呉という場所で大和が造られたのか、呉の歴史を学べます。

造船技術が自動車や家電の生産など幅広い分野に応用され、戦後の技術大国ニッポンを支えたということも知りました。

そして外せないポイント!

来館する度に心揺さぶられるのは、20代前半の乗組員達の遺書。

そして生還された『大和』の乗組員やご家族の方が、当時の様子をリアルに語られているビデオ。

そして博物館を見終えた後は、実物の零戦が展示されている展示室へ。

タイムスリップしたかの様なリアリティある感覚を体験出来ます。

大和ミュージアムは、戦艦「大和」を知るだけでなく、平和の尊さ、科学技術についても学べる場所なのです。

最後にお土産コーナーは要チェック! 特に『海軍さんのカレー』が人気です。

現在の海上自衛隊は、船上での毎週金曜日のメニューは『カレーライス』ってご存じでしたか?

船で曜日の感覚を忘れないためだとか。

他にもここでしか買えない、水平さんをモチーフにしたステーショナリーなど可愛いグッズもたくさんありました♪

お天気のいい日は海辺の大和の形をした波止場や芝生広場でお散歩やピクニックおすすめ。

港のむこうには、1941年、全長263mの戦艦大和が建造された場所(ドック)が見えます。

大和ミュージアムの周辺には、呉市が誇る遺産が数多く残っています。

アプリ『戦艦「大和」と呉の近代化遺産ガイド』を使えば、大和ミュージアム近隣の近代化遺産を地図を見ながら散策できます。

2005年にオープンした大和ミュージアム。

呉市が誇る造船技術等を通して、日本の歴史と平和の大切さを学べる施設です。

一度訪れてみればその魅力を発見出来るはずですよ。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

〒737-0029 広島県呉市宝町5−20

*この記事は2022年9月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:一般社団法人せとうち観光推進機構

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