西は台風6号の影響が残り 東は台風7号の影響が広がる

台風6号は朝鮮半島に進みましたが、西日本ではまだその影響が残りそうです。台風に向かって流れ込む湿った空気の影響で、11日(金)は九州や中国・四国では広い範囲で雨が降るでしょう。雷雨となる所もある見込みです。雨が弱まっても、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害などに十分注意してください。

また、台風7号が接近する小笠原諸島では、非常に激しい雨が降るでしょう。関東や東北南部太平洋側にも湿った空気が流れ込み、雨の降る所がありそうです。北海道は前線の影響でくもりや雨となるでしょう。その他の地域は概ね晴れて、近畿・東海・北陸では猛暑日となる所もある予想です。

台風7号は今後、本州に接近するおそれがあります。最新の情報に注意し、今のうちにできる備えを行ってください。

気象予報士・星 絵理香

画像について:11日の天気予報。

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