事務手続きミスで保険料を過徴収 所得情報共有できず、滋賀・多賀町

多賀町役場

 滋賀県多賀町は10日、後期高齢者医療保険料の算定事務手続きでミスがあり、7月分の保険料を17人から過徴収していた、と発表した。対象者に謝罪し、過徴収分を還付する。

 町税務住民課によると、対象者から昨年分の所得申告書の提出を受けたが、町側でデータ入力にミスがあり、県後期高齢者医療広域連合との間で所得情報が共有できていなかったという。町は「チェック体制を強化する」としている。

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