夜のすいぞくえん 飼育係体験好評 天満屋岡山店で小学生対象に実施

トラウツボの餌やりを体験する子どもたち

 天満屋岡山店(岡山市北区表町)6階葦川(いせん)会館で開かれている「てんまや夏の夜のすいぞくえん」の飼育係体験が好評だ。小学生を対象にした予約枠はいっぱいで、10日も子どもたち5人が水の生き物の世話に挑んだ。

 体験は1日5人限定で、週1回ペースで開催。餌やりや水槽の掃除などに取り組む。

 10日は、まずアオウミガメやカクレクマノミなど5種類に餌をやった。コツメカワウソの飼育ケースでは、ケースの穴から手を出して“おねだり”し、直接受け取っては食べる姿に「手が柔らかくてかわいい」「湿ってて冷たい!」と興奮した様子。人工海水を作る作業もした。

 岡山市立伊島小5年の児童(10)は「ウツボは勢いよく食いついてきて迫力があった。本当に飼育員になれた気分」と話した。

 すいぞくえんはRSK山陽放送、山陽新聞社主催。コツメカワウソとアオウミガメの餌やり体験(無料)は先着5人で毎日行っている。会期は21日まで。

海水を作成する子どもたち

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