林原が社名変更、「ナガセヴィータ」に/2024年春/海外展開を強化【岡山市】

岡山市に本社を置くバイオ関連企業・林原は8月10日、2024年4月に社名を「ナガセヴィータ」に変更すると発表しました。
社名の「Viita」は、生命や暮らしを意味するラテン語「Vita」に「i」を加えた造語で、人と自然が共生できる未来を創りたいという思いが込められています。
1883年に創業した林原は国内トップの水飴製造企業として発展。その後、糖質・トレハロースの量産化や抗がん剤・インターフェロンの開発など食品・医薬分野で暮らしを支えてきました。
しかし、2011年に経営破綻し、大阪市の化学品専用商社・長瀬産業の100%子会社になりました。
今年4月には京都府福知山市の酵素メーカー・ナガセケムテックスと統合。社名変更と研究・開発部門の強化で、今後は海外展開の強化につなげたい考えです。

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