【ジャカルタ共同】東南アジア最大の自動車市場インドネシアの首都ジャカルタ近郊で10日、国際オートショーが開かれた。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域での生産強化を図る三菱自動車は新型コンパクト・スポーツタイプ多目的車(SUV)「エクスフォース」を初披露した。高いシェアを占める日本勢に対し、中国大手は生産工場の建設と電気自動車(EV)重視をアピールした。
エクスフォースは悪路の走行にも適した車高の高さが特徴。速度に応じ音質や音量を自動調整する車載音響システムをヤマハと共同開発した。ASEAN地域のほか中南米や中東、アフリカへも展開を予定している。