ザニオーロのユーベ行きは消滅? モンチSD就任のアストン・ビラから関心、今度こそプレミア上陸に前向きか

[写真:Getty Images]

ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)の去就が慌ただしくなってきた。

今年2月にローマからガラタサライへ完全移籍したザニオーロ。ローマとの関係が破綻しクラブ内に居場所を失ったなか、当初はセリエAの他クラブへの移籍を希望していたとされるが、唯一交渉に乗り出していたミランが獲得を断念したことにより、結果的に新天地はトルコとなった。

今夏はガラタサライでの日々に満足しつつも、チャンスがあればセリエA帰還を目指す方針と言われ、ユベントスが獲得を画策していることも報じられていた。だが、財政の再建を最優先するユベントスが本腰を入れることはなさそうだ。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスがザニオーロと接触していたのは間違いなさそうだが、先月初旬にスポーツ・ディレクター(SD)に就任したクリスティアーノ・ジュントリ氏には獲得の意志がないという。

一方で、アストン・ビラ行きが浮上。モンチ新SDがローマ時代に関わりを持ったザニオーロに声をかけており、U-20イングランド代表MFアーロン・ラムジー(20)のバーンリーへの売却が確実となっているなか、移籍金として得られるであろう2000万ユーロ(約31億7000万円)を活用してガラタサライにアタックする可能性があると考えられている。

今冬はプレミアリーグで残留争いの渦中にいたボーンマスへの移籍を固辞したザニオーロだが、今夏のアストン・ビラはフランス代表FWムサ・ディアビ、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスを獲得するなど野心的な補強を続けており、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)にも参戦。ザニオーロも今回はプレミアリーグ行きの準備ができているとのことだ。

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