スピード男子、安川が決勝進出 世界クライミング第9日

男子スピード予選の1回目で好タイムをマークし、喜ぶ安川潤。決勝進出を決めた=ベルン(共同)

 【ベルン共同】スポーツクライミングの世界選手権第9日は10日、ベルンで登る速さを競うスピードの予選が行われ、男子は安川潤(早大)が5秒27をマークして8位となり、上位16人による決勝へ進んだ。日本記録保持者の大政涼(松山大)や、田渕幹規(大阪・上宮高)藤野柊斗(東洋大)竹中翔(岐阜県連盟)は敗退した。

 女子の日本勢は竹内亜衣(市千葉高)の28位が最高だった。林かりん、河上史佳、金谷春佳(いずれも鳥取県協会)林奈津美(奈良県連盟)も落選した。

 今大会は来年のパリ五輪の予選を兼ねており、2位以内に入れば出場権を得る。

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