ガソリン価格が高騰 11週連続の値上がり 広島県内の平均価格が180円に迫る

今、ガソリン価格が高騰しています。広島県内のレギュラーガソリンの平均価格は180円に迫る勢いで、運転する機会が増えるお盆を前に家計への負担が大きくなっています。

広島市西区のガソリンスタンド。レギュラーガソリンの店頭価格は今週月曜日から185円に値上げしました。

■Dr.Drive三篠SS矢田部秀一マネージャー

「2週間ぐらいで10円から15円ぐらい上がってきてます。上げざるを得ない状態です」

県内のレギュラーガソリンの平均価格は月曜日時点で1リットルあたり179・7円。11週連続で上昇しています。

■利用客(男性)

「ガソリンの表示をみるときにあー高くなっているなという感じがすごくしますね」

■利用客(女性)

「車を控えようかなと思うこともあります。気になるので上がらないうちに何回も入れておこうかなと思ってきょうも来ました」

値上がりの主な要因は原油価格の高騰に加え、国がガソリン価格の負担軽減策として行っている補助金を段階的に縮小していることです。

■Dr.Drive三篠SS矢田部秀一マネージャー

「一番心配なのは助成金(補助金)が打ち切り予定になっている9月末のあたりがどうなるのかが一番気がかりではあります」

「どうにかしてもらえたらなとは思います」

石油情報センターによると、来週は小幅な値上がりになる見通しということです。

少しでも燃費よく運転する方法をJAF=日本自動車連盟に聞きました。

急な加速や減速をせず、スピードの上げ下げをなるべく少なくする。

タイヤの空気圧を適正に調整する。

走り出して1~2分は窓を開けて車内の熱気が逃げてからエアコンを付ける。

そして、使わない重たい荷物は降ろしておくことがポイントということです。

《2023年8月10日》

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