【高校野球全国選手権】慶応、11日に北陸と初戦 シートノックや投内連係で締めくくり

投内連係を繰り返す投手陣=豊中ローズ球場

 神奈川代表の慶応は11日の第3試合(午後1時10分開始)で北陸(福井)との初戦を迎える。試合前日の10日は大阪府豊中市の豊中ローズ球場で約2時間の練習を行った。

 フリー打撃や置きティーで打撃感覚を研ぎ澄ませた後、クーリングタイムを想定して10分間の使い方を確認した。その後、シートノックや投内連係で締めくくった。プレー中に互いに指摘する声も掛け合い、充実そうな表情があふれていた。

 森林貴彦監督(50)は「メンタルコーチの吉岡さんにも合流してもらい、頭と心の整理ができた。すっきりした状態で初戦を迎えられる」と話し、主将の大村は「失うものは何もない。積み重ねてきたエンジョイ・ベースボールを表現したい」と意気込んだ。

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