恐竜ガラス細工でキャンドル作り ティラノサウルス展、人気集める

ガラス細工の恐竜を使ったキャンドル作りを楽しむ子どもら

 岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)で開催中の「ティラノサウルス展~T.rex 驚異の肉食恐竜」で、カラフルな恐竜のガラス細工や砂を使ったキャンドル作りのコーナーが人気を集めている。10日も午前中から大勢の家族連れらが来場し、挑戦した。

 ガラス容器にピンクや緑といった色付きの砂を重ねていき、約150種類のガラス細工の中から選んだ恐竜や魚、昆虫を砂の上に並べてジェル状のろうを流し込み、芯を刺して出来上がり。開幕から今月9日までの約20日間で1200人以上が製作したという。

 参加者は割り箸の先で砂の層を押さえて波模様を作り出したり、陸や海で過ごす草食恐竜、魚竜の配置を考えたりしながら仕上げていた。祖母らと訪れた福山市立小の5年女子(10)は「海の中に見えるよう青や水色の砂を使い、首長竜を置いた。本物はどんな風に泳いでいたのかな」と話した。

 同展では、全長10メートルを超えるティラノサウルスや先祖たちの復元骨格17体を展示。実物化石、ロボットもずらりと並び、あちこちで親子の歓声が上がっている。

 キャンドル作りは期間中(9月3日まで)の毎日開催しており、参加費は1210円から。

ティラノサウルスの復元骨格に見入る家族連れら

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