横浜・野毛山動物園が開園時間を延長 レッサーパンダやペンギン、夜は別の顔? 8月限定の企画

職員が電飾を施した園内施設「四季の滝」(野毛山動物園提供)

 横浜市西区の野毛山動物園で、普段は見ることのできない、夜の時間を過ごすレッサーパンダやペンギンなど動物たちの愛らしい姿を見られるイベント「ナイトのげやま2023」が開かれている。8月の土・日、祝日限定で、午後8時半まで開園時間を延長している。

 ライオンやチンパンジーの生態を紹介する特別ガイドのほか、モルモットをはじめとする小動物と直接触れ合うことができる時間もある。同園内の施設「四季(しき)の滝(たき)」や園路は期間中ライトアップしている。

 広報担当の出川実樹さん(24)は、「ボランティアによるガイドや、ライトアップもイベントの魅力のひとつになっている。動物たちが夜に見せるいろいろな表情も楽しんでほしい」と多くの来場を呼びかけている。

 市内では、野毛山動物園のほか、よこはま動物園ズーラシア(旭区)、金沢動物園(金沢区)でも夜の動物園を公開するイベントを実施している。野毛山動物園への入園は無料。問い合わせは同園電話045(231)1307。

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