京都府北部の沿岸、11~18日に高潮による浸水や冠水の恐れ 台風や大潮で

大阪管区気象台の入る建物

 大阪管区気象台は10日、大潮による高い潮位に関する情報を発表し、京都府北部の沿岸部で11日~18日にかけ、高潮による浸水や冠水の恐れがあるとして注意を呼びかけた。

 気象台によると、夏から秋は海水温上昇により年間で潮位が最も高い時期にあたる。11日頃は台風6号の北上に伴い通常より潮位が高くなり、16日の新月前後は大潮になるため潮位が上昇する。

 さらに、小笠原諸島の南東を北上する台風7号が14日頃から本州付近に接近するため、影響でさらに潮位が上昇する恐れがあるという。

 気象台は、京都府北部のほか、兵庫県や岡山県でも潮位が高くなる可能性があるとして、海岸や河口近くの低い土地で浸水や冠水への注意を呼びかけている。

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