【ソッカー(男子)】2位・城西大相手に大きな勝ち点3 その差を勝ち点“1”に縮める3連勝で前期を折り返す/ リーグ戦第11節VS城西大学

スーパーセーブと声掛けでチームを支える竹内秀太

ヘディングで競り勝つ入江修平

21分、センターで相手にボールを奪われると、そのままミドルシュートを放たれてしまうが、ここはGK・竹内秀太がボールを両腕にしっかりと収める。その直後、塩貝亮太から山口紘生(商3・國學院久我山)、千代田和真(政4・慶應)にパスを回し、慶大は左サイドへ一気に展開。相手DFの動きを見て右サイドへもパスを回すなど、コートを広く使った攻撃で相手ゴールへと迫っていく。そして、茅野直希のスルーパスを受けた塩貝健人がゴール右から鋭いシュートを放つも、相手GKに体で弾かれてしまう。

相手選手に囲まれながらもゴールを狙う塩貝健人

リーグ戦初出場ながらも存在感をみせた茅野直希

たくさんの観客が試合を見守る

FK前に集まる角田惠風、塩貝健人、山本献

ゴールで勝ち点3に貢献した塩貝亮太

しかし、今度は1点を追う展開の城西大が攻撃の勢いを増し、猛攻を仕掛けてくる。59分には、相手のFKからこぼれ球を押し込まれそうになるが、GK・竹内秀太のスーパーセーブで難を逃れる。そこから60分台には、慶大がFKに続き二度のCKを獲得するも、追加点をあげることはできない。慶大が主導権を握れずにいると、76分に相手のシュートがクロスバーを直撃しヒヤリとする場面がみられるなど、我慢の時間が続く。その中で、後半もGK・竹内秀太、入江修平、山口紘生らを中心に声を張ってチームを勢いづける。さらに、主将・山本献や千代田和真の守備での活躍も光った。最後まで相手に主導権を握られる展開となったが、ゴールを守り抜いて城西大に勝利。3連勝を飾った。

先発出場の千代田和真

ハイタッチを交わす入江修平と山口紘生

健闘と勝利を讃える部員たち

塩貝亮太(商4・暁星)

竹内秀太(商4・桐蔭学園)

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