銀座事件起訴の男再逮捕へ 岐阜・大垣の強盗致傷容疑

 岐阜県大垣市の住宅から現金約2200万円が入った金庫などが奪われた事件で、県警が強盗致傷などの疑いで、東京・銀座の高級腕時計店で起きた強盗事件に関与したとして起訴された19歳の男を今月中旬にも再逮捕する方針を固めたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 大垣の事件では既に男5人が逮捕され、うち2人が起訴されている。県警はこれら6人とは別に、少なくとももう1人以上が関与した疑いがあるとみて、役割分担や指示系統などグループの全容解明を急ぐ。

 捜査関係者によると、19歳の男は共謀して5月2日、大垣市の男性会社役員宅に押し入り、男性に暴行してけがを負わせた上、金庫などを奪った疑いが持たれている。

 岐阜地検は7月12日、強盗致傷と住居侵入の罪で横浜市の無職男ら18歳の男2人を起訴。他の2人は初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となり、1人は処分保留で釈放された。

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