整理収納のプロが教える!「片づけのハードルを下げる必勝法」5選

おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。

SNSで見かける美収納に憧れて、収納を整えてみたものの気が付くとまた荒れている!

それは、片づけの仕組みが面倒だからかもしれません。今回は、「片づけのハードルを下げる必勝法」5選をご紹介します。

【1】仕切りすぎない

収納内を仕切りすぎていませんか?

わが家のデスクの引き出し内です。収納ボックスは使わずに、100円ショップで売られている「すべり止めシート」を敷いただけの収納です。

これだと、使ったものは引き出しを開けて、空いている場所にポンと戻すだけなので、カンタンに元に戻せますよ◎

【2】高い場所に収納しない

脚立や踏み台を使わないと取り出しができない場所に、「よく」使うものを収納していませんか?

脚立や踏み台を用意する手間があると、片付けへのハードルが上がってしまいます。わが家では、脚立や踏み台を使わないと取れないような場所に「よく」使うモノを収納しないように心がけています。

手の届く場所に収納すると、モノが取り出しもしやすく、片づけもラクです。

【3】重ねない

お皿に限らず、重ねる収納をしていませんか?

重ねてしまうと下のモノが取り出しにくいので、上のモノをどけますよね。そうすると、上のモノをまた戻してと、アクション数が多くなります。これは、片づけるときも同様。

面倒だなと感じて、上にのせたり、片づけずに散らかったままになってしまいますよ。

【4】中身が見える収納

見た目がきれいだからと、中身が見えない収納にこだわっていませんか?

中身が見える収納だと、どこに何が収納してあるかひと目でわかります。片づけもラクですよ。

子どもたちのおもちゃ収納は、ほぼ中身が見える収納を心がけています。息子はまだ文字が読めないのでラベルではわかってもらえません。写真や絵などを貼るという方法もありますが、面倒で長続きする気がしません。

ズボラさんにとっては、手間がかからず手軽にできる方法が一番!中身の見える収納でどこに何があるか子どもにわかりやすいので、自分でお片づけの習慣ができますよ!

【5】余白のある収納

ぎゅうぎゅう詰めの収納にしていませんか?

ヘアアイロンの収納には、通常サイズのファイルボックスを使っていました。コードが飛びだしやすくて、引き出しを閉める際に邪魔をしてもやもや。

そこで、ファイルボックスのサイズをワイドサイズに変更。

収納に余白があるので、コードが邪魔をすることもなくなりました。

こちらはカップボード下の食器収納スペースですが、余白(空ボックス)があります。急にモノが増えた時に、余白があると収納スペースに困らないので、片づけやすくなりますよ。

まとめ

せっかくお片づけしたお家がいつの間にか散らかっているのは、片づけへのハードルが高いのかもしれません。片づけやすい収納づくりをしてみませんか?

私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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