「僕が引っ張っていく」三笘薫、ブライトン2年目で強まった自覚とは

開幕が今週末に迫っているイングランド・プレミアリーグ。ブライトンで2年目を迎える日本代表MF三笘薫にとっては、自身をさらに証明するための重要な1年になる。

昨季はプレミアリーグで6ゴール7アシスト。前半戦は出場機会が多くなかったことを考えれば傑出した数字を残したものの、今季はさらにマークが激しくなることが予想される。

ブライトンの中心的な存在となった彼は今回クラブの公式サイトでインタビューに応えており、今シーズンに向けて以下のように話していた。

三笘薫

「自分がこのチームを引っ張っていかなければいけないと分かっている。自分のプレーで。

僕は成績を残さなければならない立場でプレーしている。どのように評価されるか、毎試合が重要なものになると思う。

新しい選手がチームに入ってきた。そして新しい大会が始まる。我々はゼロからスタートしなければならないよ。

それは昨季の初めと同じだ。力を証明しなければならないし、自分自身を確立する必要がある。

何も変わらないけど、要求されるものはもっと大きくなっている。だから、その要求に応えられるように結果を残さなければいけないんだ」

「(今季のロベルト・デ・ゼルビ監督のアプローチは?)

新しい選手が入ってきた。彼らは昨季の選手とは特徴が違うから、攻撃でも守備でもポジショニングが違ってくる。

僕は自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるように務めつつ、彼らにも最高の能力を発揮してもらえるようにしていきたい。

まだまだ改善しなければならない部分があるので、最後のプレシーズンの準備に取り組んでいきたいよ。

新しい選手たちにはそれぞれのキャラクターがあって、みんながどのようにプレーしたいか、どうボールを受けたいかを考えながらサッカーをしている。

彼らの能力を最大限に活かすことができれば、昨季以上にいいプレーができると思うよ。時間が経てば経つほどこのチームは良くなっていくと思う」

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ブライトンの開幕戦は8月12日、昇格組のルートン・タウンとの対戦となる。大きくメンバーが入れ替わったチームはどんなサッカーを見せてくれるだろうか。

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