上田綺世にフェイエは「ハマる」。オランダの大先輩ハーフナー・マイクが語るワケ

毎週木曜日に『DAZN』で放送されているプログラム「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は欧州の各リーグが開幕を迎えるということで、それに向けたヨーロッパスペシャルに。そして今年現役引退した元日本代表FWハーフナー・マイクが出演した。

そして、フェイエノールトに移籍した上田綺世についての話になると…。

内田「僕はオランダ、結構いいと思っているんですよ。サッカーをちゃんとやるから。戦術的にもそうだし、クラブの運営や育成もね。

綺世がオランダのトップに行くというのは、日本サッカーにとっても大きいかなと。小野伸二さんもいたよね、昔」

ハーフナー「トップレベルのクラブに行くと周りのクオリティが高くなる。昨季セルクル・ブルッヘの試合も見ましたけど、多分上田選手が思ったようなパスが出てきてないと思う。

もっと出して欲しいタイミングとかが彼の中にはある。そこでまた、一つクオリティの高いチームならパスが出て、もっと特典が増えるかもしれない」

内田「綺世の良さを引き出してくれる仲間がいるといいよね」

ハーフナー・マイクはオランダ・エールディヴィジでプレーした4年半で51ゴールを決めており、ADOデン・ハーグ時代には1シーズンで16ゴールという記録も。これは日本人選手ではトップの数字だ。

内田「スゴいね!ハーフナー・マイクすごいじゃん!ただの呑兵衛だと思ってた(笑)」

ハーフナー「オランダでは、前線にでかい選手が多いなと思ってました。ただ、最近はプレースタイルが変わってきたんで。

そこでやっぱり機動力がある選手が増えてきたりもしてるんで、綺世選手はぴったりだと思いますよ。

どちらかといえばウイングの選手が縦に行って、クロスをシンプルに上げたり。中盤の選手もクレバーなタイプが多いので、スルーパスを出せたり。

上田綺世選手なんかクロスからも合わせられるし、抜け出し方のタイミングもうまいし、得点パターンがいっぱいありますからね。ゴール量産できるんじゃないかと。

チャンピオンズリーグもありますし、この一年で飛躍してまた来年ステップアップしちゃうんじゃないかと」

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オランダで長く活躍を見せたハーフナー・マイク。そのサッカーを熟知した彼から見れば、上田綺世が大ブレイクする可能性は十分に見て取れるようだ。

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