新米初売りに行列 茨城・道の駅いたこ 極早生・一番星

一番星をPRする潮来市の原浩道市長、JAなめがたしおさいの安藤昌義組合長、市大規模稲作研究会の橋本勇作会長(左から)=道の駅いたこ

茨城県潮来市前川の道の駅いたこで10日、極早生(わせ)品種「一番星」の初売りが始まり、新米を求める買い物客が行列を作った。

一番星は同県のオリジナル品種。例年4月上旬から田植えが行われ、お盆前出荷で知られている。この日は原浩道市長やJAなめがたしおさいの安藤昌義組合長、一番星の生産に取り組む市大規模稲作研究会の橋本勇作会長らが出席。原市長は「潮来のおいしいお米を手に取ってもらって、全国にアピールしてほしい」とあいさつした。

橋本会長は「今年は天候にも恵まれ品質が良い。いろんな食べ方ができるお米なので、贈答用にしたり、ご家庭で召し上がったりしてもらいたい」と呼びかけた。一番星は2キロ1400円、贈答用のきり箱入り2200円。初日は千袋が用意され、お盆期間中までに計2千袋の在庫をそろえる。

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