栃木県庁前の芝生広場にキッチンカー 地域の活性化へ

栃木県が所有する施設を有効活用して地域の活性化につなげようとお昼時の県庁前の芝生広場で10日、キッチンカーによる弁当の販売が行われました。

県庁前の芝生広場にお昼休みを迎えた県庁の職員や近所の人たちが続々と集まってきます。この「ケンチョウランチ。」は県が所有する施設を有効活用して地域経済の活性化につなげようと県職員の有志6人でつくる自主研究グループ「官民連携による県有施設利活用研究会」通称「まちらぼ」が初めて企画したものです。芝生広場はかつての「栃木会館」の跡地で2019年に建物が解体された後はイベントなどで使われています。

出店したキッチンカーは唐揚げや洋食の弁当、それにピザの3店舗でそれぞれテイクアウトの人気の店とあって長い列ができていました。キッチンカーの出店者からは定期的な開催を求める声がありました。研究会では利用した人へのアンケートなどを通して反響を分析し新たな展開につなげたい考えです。

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