ベンチ降格で不満げな旗手怜央。セルティック監督が指摘の「レオがやらなければいけないこと」とは

4日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第1節でロス・カウンティを相手に4-2と勝利したセルティック。

古橋亨梧が先発出場して1ゴールを決めたほか、前田大然が左ウイングとしてフル出場。開幕戦の勝利に貢献している。

その一方、昨季チームの中心的な人物になっていた旗手怜央はベンチスタートとなり、インサイドハーフで先発出場したMFオライリーとターンブルは前者が1ゴール、後者が2ゴールと大活躍した。

メディアでは旗手怜央がかなり不満げな態度を見せていたとも伝えられていた。またブレンダン・ロジャーズ監督は遅刻したアレッサンドロ・ベルナベイをチームから除外したことも明らかになっており、規律に厳しい姿を見せている。

そのため、ロジャーズ監督が旗手怜央についてどのような反応を示すのか注目されていたが、『Daily Record』によれば彼は会見で以下のように話していたとのこと。

ブレンダン・ロジャーズ

「私の契約においては、どのような選手についてもプレーは確約されていない。

レオの契約はまだ3年残っているので、焦る必要はない。これは新しいサイクルであり、私は新しい監督であり、彼は自分自身を証明しなければならないのだ。

何を言われているかはあまり気にしていない。私は自分が実際に目にしているチームでプレーするつもりだ。

レオが才能ある選手であることは間違いないが、このチームには他にも同じように才能豊かな選手がいる。

プレーできない選手に対して、私は正直に話してきた。どんな立場にあるのか、チームはどう準備されているのか、そしてどうしてベンチに置かれているのか。彼らはそれに反応しなければいけない。

レオはトレーニングでいい姿を見せていた。先発はしなかったが、試合には出場した。

そして彼はこのチームでプレーするために取り組むべきことと、私が行う仕事の構造を知っている。練習でいい反応を見せているし、シーズンを通して間違いなく我々に必要な選手になるはずだ。

実際に見てみればいい。プレーできないと告げられて幸せに感じる選手などいるわけがないんだ。もちろんレオだってそうだ。

ボールを蹴るのを見る前から、彼が確固たるスタイルを持っていることは見て取れた。ただ、彼はいい男だし、それに疑問はまったくない。

ここには態度に関して危険な兆候がある人物は一人もいないよ。みんな自分の仕事に対してプロフェッショナルであり、すべてを正確に行う。

もし私が選手であれば、先発11人に入れなかったらから眠れない夜を過ごすことはないだろう。今は5人も交代ができる。しかも10分もアディショナルタイムがあることもあるのだからね。昔とは違う」

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ベンチに置かれて満足できる選手は一人もおらず、不満を見せるのは当たり前であると話すロジャーズ監督。旗手怜央はまだまだ新しい要求をこなせておらず、今後自分を証明しなければならない立場だそうだ。

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