San Diego Zoo Safari Parkが50年の歴史で最も変革的なプロジェクト、Elephant Valleyを発表

野生生物保全のリーダーが新没入体験を通してゲストとゾウの距離を近くに

【サンディエゴ2023年8月11日PR Newswire】San Diego Zoo Wildlife Allianceは、San Diego Zoo Safari Park(サンディエゴ動物園サファリパーク)の50年にわたる歴史の中で最も大規模で変革的なプロジェクトの建設が正式に進行中だと発表しました。全く新しいDenny Sanford Elephant Valleyは、現在のゾウの生息環境をダイナミックなサバンナと探検の場へと変貌させ、Safari Parkの中心を再考します。Elephant Valleyは、あらゆる年齢のゲストにこれまでになかった方法でゾウとつながる機会を提供し、この雄大な種への共感、理解、評価を促して野生生物に対する情熱を燃え立たせます。

Artist renderings of Elephant Valley

San Diego Zoo Wildlife AllianceのPaul A. Baribault社長兼最高経営責任者(CEO)は「私たちは、ここサンディエゴで行われている不可欠な仕事と現地で私たちが支援するゾウの共同保全イニシアチブをさらにつなぐため、ビジターにとってこの種では初となる没入体験、Denny Sanford Elephant Valleyを発表できてうれしく思います。私たちを支持し、世界中のパートナーと共に保全活動を可能にしてくれる素晴らしいコミュニティー、資金援助者、メンバー、支援者なくしてはElephant Valleyを成し遂げることはできませんでした」と述べました。

通り過ぎるゾウの群れを下から眺めることができる頭上の道を含め、ゲストはゾウにさまざまな方向から囲まれながら、生態系エンジニアとしてゾウが持つ重要な役割、そして複雑な社会力学について学びます。Elephant Valleyは、野生生物保全のリーダーとしてSan Diego Zoo Wildlife Allianceが追及する役割に関する新しい見識をゲストに提供します。そして、同組織の世界を変えるようなパートナーに焦点を当て、活気あふれる文化や、人とゾウが共存する地元コミュニティーを称賛します。

Elephant Valleyでのゲスト体験の中心には、アフリカのサファリで旅行者が頻繁に訪れるデスティネーションにインスピレーションを受けた2階建てのロッジがあります。この集会場所は、ゾウが広大な水飲み場を歩いて渡るところを目撃しながら、教育者からその地域の圧倒されるような野生生物について学ぶ機会を提供します。Elephant Valleyの豊かな植物は、アフリカの草原の景色、音、匂いを忠実に反映するよう専門的な園芸家とアーボリストのチームによって注意深くキュレートされました。この広大な新しい生息地は、1年を通してアフリカのサバンナを入念に再現するため、季節的な変化と合致するいくつかの革新的な特徴を導入することで、ゾウの群れに向上した体験を提供します。

San Diego Zoo Safari ParkのエグゼクティブディレクターのLisa Peterson氏は「ゾウは堂々としていますが、それと同時にその未来は不安定でもあります。光栄なことに私たちは何百万人もの野生生物の支援者をゾウの生活をのぞく旅にお連れし、そこで皆がもたらすことのできる良い影響について学び、ゾウに対する希望を世界中に共有してもらいます。Elephant Valleyは、好奇心が発見へとつながり、1歳から100歳までの誰でも自然の中で息をのむような不思議な瞬間を体験できる場所です。人々がここで作る決定的な思い出が、その人たちの中に一生残ることが私たちの希望です」と述べました。

気候変動の影響、人と野生生物の共生に関する課題、生息地の消失と密猟は、ゾウの個体数に弊害を及ぼしています。アフリカのサバンナゾウは現在、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅のおそれのある生物種のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。アフリカゾウの保全は、長い間San Diego Zoo Wildlife Allianceにとって最優先事項でした。同組織はケニアで、ゾウの保全のためSave the Elephants、The Nature Conservancy、Northern Rangelands Trust、Kenya Wildlife Service、Reteti Elephant Sanctuaryと密接に協力しています。アフリカとSan Diego ZooおよびSafari Parkのゾウの群れの両方で行われた科学的研究は、種の理解を深める独自の機会を提供し、さらなる保全ソリューション開発を手助けします。ゾウの社会的行動の複雑性に関する知識とゾウの健康全般のニーズに関する理解を深めることは、成功する保全の成果がゾウにとってどのようなものなのかについてSan Diego Zoo Wildlife Allianceとそのパートナーに価値ある見識を与えました。

San Diego Zoo Wildlife Allianceの最高保全・野生生物保健責任者であるNadine Lamberski氏(獣医学博士)は「アフリカ中のゾウが莫大な課題に直面しており、われわれ皆が協力してゾウと人々にとって持続可能な保全ソリューションを見つける必要があります。われわれは、世界的に継続するゾウ保全の取り組みにElephant Valleyが与える影響を目の当たりにすることを切望しています」と説明しました。

Elephant Valleyは、何千人もの寛大な資金提供者とSan Diego Zoo Wildlife Allianceの長年の支援者であるDenny Sanford氏によって資金提供されています。Elephant Valleyに加えて、Sanford氏はSan Diego ZooのWildlife Explorers Basecampや、何百もの小児病院、Ronald McDonald Houses、その他世界中の施設で提供されるSan Diego Zoo Wildlife Explorersの教育的テレビ番組への主要資金提供者でした。 Elephant Valleyは2025年に完成予定です。詳しい情報と寄付については、sdzsafaripark.org/elephantvalley をご覧ください。

San Diego Zoo Wildlife Allianceについて
非営利の保全のリーダーであるSan Diego Zoo Wildlife Allianceは、自然への情熱とより健康的な世界への協力を呼び起こします。Allianceは、世界的なパートナーシップを通して革新的な保全科学を支援しています。野生生物の世話、科学的専門知識と協力を通し、44以上の絶滅危惧種を野生復帰させてきました。Allianceは、対面ではSan Diego ZooとSan Diego Zoo Safari Parkで、バーチャルでは13カ国の小児病院でのSan Diego Zoo Wildlife Explorersのテレビ番組を含むメディアチャンネルを通して150カ国で、年間10億人以上にリーチしています。Wildlifeのメンバー、資金提供者、ゲストは成功を可能にします。

画像と動画のダウンロード: sdzwa.org/pr/ElephantValley

問い合わせ先: publicrelations@sdzwa.org

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