実在する通信会社を名乗る男が「ネットサイトの未納料金がある」 新潟三条市の60代女性が30万円被害

 架空の料金請求で30万円をだまし取られたとして、新潟県三条市の60代女性が8月11日までに、新潟県警三条署に被害を届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 三条署によると8月10日朝、女性の携帯電話に、実在する通信会社を名乗る男から電話があり、「インターネットサイトの未納料金がある。誤って登録したのであれば、国の制度で還付を受けられる」と言われた。女性は指示されるままコンビニで30万円分の電子マネーカードを買い、男にカード番号を教えてだまし取られた。

 その後も別の未納料金があると電話があったことから、家族に相談して被害に気付いた。

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