なでしこ無念の惜敗 南足柄PV、地元宮沢ひなた選手の恩師ら声援

なでしこジャパンに声援を送る宮沢ひなた選手の母貴代さん(前列中央)と兄の佳汰さん(前列左から3人目)=南足柄市関本の市女性センター

 サッカー女子のワールドカップ(W杯)で日本代表「なでしこジャパン」が11日、スウェーデンとの準々決勝に1-2で惜敗し、準優勝した2015年以来となる2大会ぶりの4強進出を逃した。日本代表MF宮沢ひなたの地元・南足柄市ではパブリックビューイング(PV)を開催し、市民や関係者らが声援を送り続けた。

 宮沢選手は今大会5得点と得点ランキングで単独首位に立ち、“なでしこ躍進”の象徴に。地元選手の活躍を応援しようと会場の市女性センターには過去最高の80人が駆けつけた。夫婦で一番乗りした市内在住の佐々木木代子さん(76)は「いずれ世界に羽ばたく選手。その姿をみんなで応援したかった」と話していた。

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