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ひどい状態で保護された猫の驚くべき回復力
感染症の疑い
野良猫の「バレンティーノ」が、ロサンゼルスの動物保護施設に搬送されました。弱りきったバレンティーノは被毛や皮膚もボロボロで、顔には無数の血のついた“かさぶた”があり目も開けられない状態でした。
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施設のスタッフは、バレンティーノの症状に伝染性の疑いがあるため、獣医師の診察を受けるまで近づいたり触ったりできずにいました。一刻を争う状況の中、この日は週末で獣医の診察を受けることができず、週明けまで待つしかありませんでした。
そんな中ボランティアスタッフのイレインさんが出勤し、バレンティーノのケージの前を通ると、助けを求めるようにニャーニャーと鳴きながら前足を差し伸べてきたのです。
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イレインさんは、伝染性の疑いなど気にすることなく素手でバレンティーノを抱き上げました。すると、小さな頭をイレインさんの肩に預け、すがるような仕草を見せました。
安心したような顔のバレンティーンノの姿に安堵すると同時に、とても辛く不安だったのだと思うと心が痛みます。
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休日診療をしてくれる獣医さん
イレインさんはそんなバレンティーノを助けなければならないという使命感に駆られ、すぐにでも獣医の診察を受けさせたいと強く思いました。
そして、別の保護施設リーブ・ノー・ポーズ・ビハインド (Leave No Paws Behind) に連絡をとり、休日でも診察してくれる獣医さんが見つかりました。
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まともに動くことすらできないバレンティーノに優しく接しながら診察をしてくださる獣医さんやスタッフの方々。
その結果、伝染する病気ではないことがわかりましたが、バクテリアが皮膚で大量に増殖し、敗血症を起こした結果、低血糖レベルとなり危険な状態だったそうです。
回復
その後ブドウ糖投与などの適切な治療を受け、徐々に食べられるまでに。
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そして、根気よく治療を続けてくださったおかげで、新しい被毛が生えそろってきました!
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そして、時間はかかりましたが、ご覧の通り里親募集に参加できるまでに元気になりました♪
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幸せな家猫生活
新しいお家が決まり、本来の遊び好きで甘えん坊な性格が開花!
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今ではすっかり、家族に愛される家猫として穏やかでハッピーな生活を送っています。
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まとめ
感染症を疑われるくらいひどい状態で搬送された野良猫を見捨てずに、救おうとしてくださった方々、特に、勇気を持って抱き上げ、至急診察してくれる獣医さんを探してくださったイレインさんには頭が下がります。
一時は命の危険があったバレンティーノに、セカンドライフを与えてくださったみなさんに心から感謝です。
- 保護当時のバレンティーノともふもふ家猫になった現在はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws