バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がクラブ間合意に至ったと報じられているトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(30)について言及した。
今夏の移籍市場でストライカーの獲得を目指していたバイエルン。早い段階からケインに関心を示していた中、トッテナムとの交渉が上手く進まず、プレシーズンマッチも終わってしまった。
一方で、ケインはトッテナムとの契約が残り1年となった中、クラブからの延長オファーを拒否。個人としての実績を残しながらも、クラブとしてのタイトルを獲れていない現状を脱却したいと考えていた。
度重なるオファーを拒否されていたバイエルンだったが、トッテナムに対して1億ユーロ(約158億9000万円)のオファーを最終的に出し、さらにボーナスで2000万ユーロ(約31億8000万円)の条件を提示。どうやらこれで合意に至ったという。
ドイツ『ビルト』によれば、ケインはミュンヘンへと飛び、メディカルチェックを受けるとされている。出発が遅れたようだが、無事にドイツへと飛んだとされている。
そのバイエルンは、12日にRBライプツィヒとのDFLスーパーカップを控えているが、トゥヘル監督が前日会見に出席。ケインについての質問を受けて「彼が今どこで何をしているのかは、私より詳しいだろう(笑)」と笑いながらも言及した。
「我々にとって、いかに重要であるかを示している。我々はイングランドからキャプテンを獲得しようとしている。契約の大きさを示している」
「我々はそのことに全力で取り組んでいる。そこまでは確認できている」
「「もし、いつなのかということはたくさんあることは理解している。すべての選択肢が開かれている。まず第一に、彼を選手として獲得することだが、現状では合意はないし、合意がないのであれば、監督は何も喋らないだろう。なぜならば、それは私の選手ではないからだ」