朝乃山応援、射水にのぼり2本 27日、大相撲氷見場所

朝乃山を応援しようと設置されたのぼり=射水市津幡江

  ●国道沿い 富山を楽しくする会設置 「大横綱に」思い込め

 27日に氷見市ふれあいスポーツセンターで行われる大相撲氷見場所(富山新聞社、北國新聞社主催)を前に、富山県警OBらでつくる「富山を楽しくする会」は11日、射水市津幡江の国道8号沿いに朝乃山を応援するのぼり2本を設置した。

 のぼりは長さ5メートルで、朝乃山の活躍を願い、黄色地の旗に「一意専心朝乃山」、紫色地の旗に「一念通天朝乃山」の文字を大きく記した。会員らが1カ月ほどかけて作った。

 2本はそれぞれ長さ11メートルの竹の支柱に取り付け、高く掲げられた。国道からもよく見える場所で、観光や帰省のドライバーらに大相撲巡業をアピールした。

 池松寿太郎さん(71)は「朝乃山が白鵬を超すような大横綱になってほしいとの思いで作った。9月場所も頑張ってほしい」とエールを送った。のぼりは9月場所が終わるまで設置される。

 朝乃山は今月2日の東京都立川市での夏巡業を休場した。関係者によると、地元富山の巡業での復帰を望んでいる。日本相撲協会の発表では、朝乃山は「左上腕二頭筋部分断裂で約3週間の休養を要する」と診断。名古屋場所で途中休場した時と同じ部分で、巡業先でもまだ痛みが残っていたため、途中休場で早期回復を目指すことになった。

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