二宮は硫黄島の霊が憑依、相葉はロケ中に卒倒…20年前の心霊番組から語り継がれる嵐の怪談

「嵐は11月にCDデビュー25周年イヤーを迎えます。グループ活動は休止中ですが、二宮さんは“グループと自らのパワーをキープしたい”と、活発に仕事をしています。そのひとつがYouTubeのようです。

二宮さん率いるYouTubeユニット『ジャにのちゃんねる』は大人気で、7月23日に登録者数400万人を突破しました」

こう語るのは芸能関係者。

7月2日に更新された「ジャにのちゃんねる」のYouTube動画では、“幽霊”をテーマにトーク。そのなかで二宮和也(40)は次のように話した。

「(霊は)いるよまじで。俺も昔怖い番組やってたから。見たし取り憑かれたし、大変だよ」

’15年、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のロケで硫黄島を訪れたという二宮。戦後70年の特別企画だった。

「太平洋戦争の激戦地だった硫黄島は、一般人の立ち入りは原則禁止。このときは特別に許可を得て上陸したとのことでした。

二宮さんは映画『硫黄島からの手紙』(’06年)に出演していましたが、硫黄島に実際に訪れたのはこれが初めてだったそうです」(前出・芸能関係者)

奇妙な出来事が起きたのはロケから帰ってきてからのこと。自宅で飲酒してから寝たところ、

「起きて(コップを)洗いに行こうと思って持っていくじゃん、洗い場に。そしたらポコッて外れて。昨日はそんなことなかったのに」

と、二宮は説明。

「めちゃくちゃきれいに(コップの上部が)取れるの。ガラスだよ、俺が使ってたコップ。それが3日続いたの」

まるで切り落としたかのように取れたコップの上部。

不審に思い霊媒師に相談すると、「この間どこか行きましたか?」

と霊媒師から問われた。

「硫黄島に行ったんです」

と二宮が答えると、

「やっぱり兵隊さんが憑いてます」

と霊視されたというのだーー。

ファンをゾッとさせた二宮の心霊体験だが、実は嵐はかつて、オカルト検証番組に出演していた。

「’01年から’03年にかけて放送されていた『USO!?ジャパン』(TBS系)です。

当時駆け出しのアイドルだった嵐は、この番組で心霊スポットを巡ったり、都市伝説を紹介したりしていました。

相葉雅紀さん(40)は『USO』のロケで一家心中があったと噂される廃マンションを訪れたことがありましたが、そのとき、とんでもない事態に陥ったのです」(制作関係者)

“変な声が聞こえてくる”というマンションの一室。体育座りで待機していた相葉は、消え入りそうな声でこうつぶやいた。

「戻れないかも……」
「気持ち悪い」

そのままばたりと倒れ込んでしまったのだ。

別室でその様子を見ていた大野智(42)は目を見開いて驚き、必死に「相葉ちゃん、聞こえる?」と呼びかけたが相葉は無反応。現場は騒然とし、相葉はスタッフに抱きかかえられて救出されたーー。

「相葉さんは霊媒体質のようで、松本潤さん(39)が“相葉くんを超える心霊体験を持つ人はいない!”と言っていたほどです」(前出・芸能関係者)

『USO』で相葉はほかにも特異な体験をしていた。

「かつて相葉さんと櫻井翔さん(41)は、霊能力者と女性アシスタントとともに“お経が聞こえる樹海”でロケを行ったことがあるそうです。

しかし樹海に入ると、女性アシスタントが倒れたり、怪しげな光がいくつも見えたりと、異様な出来事が次々に起こったそうで……。パニックになった一行は、走って樹海から逃げ出したといいます」(前出・制作関係者)

しかし、これには戦慄の後日譚があったーー。

’23年6月22日放送のバラエティ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)で櫻井が明かしたところによると、樹海から抜けるために走る途中、相葉は不意に立ち止まったという。

不思議に思った櫻井は、「どうした?」と相葉の様子をうかがうと、相葉は、

「なんでもない。行こう」

とだけ返答し、再び走りだしてその場を去ったという。

この樹海ロケから何年もたったころ、櫻井は改めて“立ち止まった理由”を相葉に尋ねた。

すると相葉は、

「切り株にタクシードライバーのかっこうをした上半身だけの人がいて、翔ちゃんのことを見ていた」

と話したというのだ。さらに櫻井はこのロケについて『夜会』で、

「放送されてないんだよね……」

と、お蔵入りになったと明かした。

身の毛もよだつ心霊現象にたびたび見舞われた嵐。『USO』の放送終了から20年がたつ。

「心霊現象が頻発することから、『USO』はファンの間で“伝説の番組”と語り継がれています。映像として残されているものもあるだけに、恐ろしさも桁違いですからね。“嵐の怪談をまた聞きたい!”と期待するファンも少なくありません。

メンバー自身も、“昔は心霊アイドルだった”と振り返っていました」(前出・芸能関係者)

嵐の原点ともいえそうな心霊現象。この夏の酷暑は、“嵐の怪談’23年版”で涼をとりたい!

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