猫と『一緒に暮らす空間』での絶対NG行為4つ!理由や改善しない場合のリスクも解説

1.大声を出したり大きな音をたてる

猫は聴覚が優れているので、大きな音を嫌います。大声も苦手です。掃除機やドライヤーの音が苦手という猫は多いのではないでしょうか。特に突然の大きな声や音には怯えてしまうこともあるので気をつけましょう。

また、猫はこだわりの強い生き物です。苦手な音に個体差があり、特定の音に対しての反応はそれぞれです。その子の苦手な音を理解してあげることも大切です。

日常で使用する家電などの音は仕方がありませんが、猫が別の部屋に逃げられるようにしたり、隠れられる場所を用意してあげて下さい。

また、怒鳴って猫を叱るのもやめましょう。なぜ怒られているのかわからないだけでなく、恐怖心を覚えて信頼関係にヒビが入ってしまいます。

2.おやつを与え過ぎる

猫はおやつが大好き。おやつをおねだりする姿やおいしそうに食べている姿はかわいくて癒されちゃいますね。そのため、ついついおやつを与え過ぎてしまう…それも、絶対NG行為です。おやつを食べ過ぎれば、猫も肥満になってしまいます。

肥満になることによって、糖尿病などの病気になるリスクや関節の負荷などの問題が発生します。

また、人間が食事をしていると欲しそうに寄って来る猫もいますが、猫に人間の食べ物は与えないで下さい。人間の食べ物は塩分や糖分が含まれているだけでなく、ネギ類やチョコレートなど、猫の健康を害する物が多くあります。猫の命に関わることもあるため、十分気をつけましょう。

3.しつこく構う

スキンシップは、猫との絆を深めるためにとても大切です。しかし、猫の都合もお構いなしに、いつでも構うのはNGなので注意しましょう。猫は本来単独行動の動物です。気がのらない時に構われるのはストレスになります。猫がひとりでいたい時はそっとしておいてあげて下さいね。

猫は、甘えたくなると自分から寄ってくることが多いです。それでも、しつこく構い過ぎていると、イライラさせてしまいます。スキンシップは猫の様子を見ながら、猫に合わせてあげて下さいね。

4.香りを焚く・つける

猫は嗅覚も優れています。お香やアロマなどは人間にとっては良い香りでも、猫には強すぎるのです。香水や柔軟剤も同じです。

特にアロマテラピーに使用される精油は、猫の健康を害する恐れがあります。猫は植物から抽出された高濃度の精油の成分を体内で分解することができません。そのため、中毒症状を引き起こすことがあるのです。

また、タバコの煙も体の小さな猫にとっては大きな害になります。猫がいる空間でタバコは吸わないようにしましょう。

まとめ

人間には良くても、猫にとってはNGなことは、たくさんあります。無意識にしてしまっていることも多いかもしれません。猫と一緒に暮らすなら、人間の方が気をつけてあげる必要があります。

猫と人が心地よくひとつの空間で共存できるよう、猫の習性を知り、猫の嫌がることはしないようにしましょう。

© 株式会社ピーネストジャパン