【動画】カヌーは人びとの生命線 南スーダン、繰り返す洪水に備えて

「船がないと村の誰かが病気になっても、病院に運べません」 そう話すのは南スーダンの上ナイル州アリー村の村長、アンガウ・ビエヒさんだ。 この4年間、繰り返される洪水に見舞われている、南スーダン。気候変動の影響により、毎年被害は深刻化する一方だ。2023年には、国内の多くの地域が大水害に直面し、そこに住む人びとが医療を受けられなくなる可能性も指摘されている。 国境なき医師団は特にリスクの高い地域で、カヌーを提供し、医療物資の配備を支援。洪水被害に備え、現地で対応を続けている。

ナイル川でカヌーを漕ぐ少年 Ⓒ Paul Odongo/MSF

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