県内、お盆帰省ラッシュ 東北道で最大41キロ渋滞

お盆の帰省などで渋滞する東北自動車道下り線=11日午前7時35分、宇都宮市宝木本町

 お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、県内でもピークを迎え、東北自動車道では激しい渋滞となった。混雑は12日も続く見通し。

 日本道路交通情報センターによると、下り線では10日深夜から渋滞が始まった。ピークは11日午前8時ごろで、矢板北パーキングエリア(PA)を先頭に41キロの渋滞が発生した。また同3時半ごろにも都賀西方PAを先頭に20キロの渋滞があった。

 ネクスコ東日本の渋滞予測によると、下り線で矢板北PAを先頭にした渋滞が12日午前10時に最大40キロ、13日午前9時に最大35キロ予測されている。

 JR宇都宮駅もスーツケースなど大きな荷物を手にした家族連れらで混雑した。改札で祖父母に出迎えられていた東京都板橋区、小学3年田中翔(たなかしょう)君(9)は「いとこと遊ぶのが楽しみ」とうれしそうに話した。

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